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【電子版】黒南風の八幡~隻眼の海賊と宣教師の秘宝~

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 大航海時代末期、17世紀初頭の東アジア――。  かつて日本には、幕府の鎖国令にも縛られることなく、世界を駆け巡った「八幡(ばはん)」と呼ばれた海賊たちがいた。  平戸藩の刀鍛冶として、キリシタンの教えを密かに守りつつ暮らしていた右近だったが、父のように慕っていたスペイン人宣教師がある日、何者かの手によって連れ去られた。右近は彼を救うため、東シナ海を荒らし回っていた「八幡」の船に乗る。頭目の名は「黒南風(くろはえ)の燕」――しかし、この隻眼の海賊と関わったことで右近は、スペインの秘宝を巡る大いなる陰謀に巻き込まれていく。彼の前に立ちはだかったのは、当時、東アジアの海を支配していたオランダ東インド会社だった。  17世紀の東アジアを舞台に海賊たちが躍動する、本格海洋冒険譚。  電子版はboothだけ!

 大航海時代末期、17世紀初頭の東アジア――。  かつて日本には、幕府の鎖国令にも縛られることなく、世界を駆け巡った「八幡(ばはん)」と呼ばれた海賊たちがいた。  平戸藩の刀鍛冶として、キリシタンの教えを密かに守りつつ暮らしていた右近だったが、父のように慕っていたスペイン人宣教師がある日、何者かの手によって連れ去られた。右近は彼を救うため、東シナ海を荒らし回っていた「八幡」の船に乗る。頭目の名は「黒南風(くろはえ)の燕」――しかし、この隻眼の海賊と関わったことで右近は、スペインの秘宝を巡る大いなる陰謀に巻き込まれていく。彼の前に立ちはだかったのは、当時、東アジアの海を支配していたオランダ東インド会社だった。  17世紀の東アジアを舞台に海賊たちが躍動する、本格海洋冒険譚。  電子版はboothだけ!